「今まで長くやってきたことを変えられない母」:14日目

分子栄養学を勉強し始めた私は、自分の母親にも栄養の大切さを教えるようになりました。

私としては、いつまでも元気でいてほしいという思いがあったからです。

ですが、やはり今まで長くやってきたことを、母は簡単には変えられませんでした。

この記事では私が親を思う気持ち、そして母の気持ちを詳細に綴ります。

今現在の、私の実家の両親の状況

私は、実家の両親と遠く離れて暮らしています。

私の弟夫婦と、妹夫婦が近くに住んでいますが、今は両親の二人暮らしです。

一応、両親は健在ですが、ここ数年やはり二人とも衰えてきているようです。

81歳の父の状況

数年前から、物忘れがはじまり、今は認知症と診断されました。

一人で食事・入浴・排泄はできていて、まだ歩いたりすることはできます。

週に2回ほどデイサービスに通っています。

ですが数年前から、車の運転も判断や動作が鈍くなりましたので、既に車の免許は返納しています。

薬は、認知症・高血圧・胃の薬を飲んでいるようです。

健康診断では、脂肪肝が指摘されています。

認知症と診断されてから、定期的に診断を受けています。

認知症は進みつつもあるも、速度は遅い方ですと言われたようです。

認知症と診断されてから、母曰く、父の性格が変わったとのこと。

父は私たちが子供の頃から、家族思いで優しい父でした。

ほとんど怒ることはありませんでした。

ですが、最近は母が父のことをやってあげようとすると、急に怒鳴るようになったとのことです。

自分でできるのだから、手を出すな!という事みたいです。

母も最初は困惑しましたが、今は大分慣れて、父をかわせるようになりました。

ここ最近は、ますます物忘れがひどくなったようです。

物をなくしたり、さっきしたことをよく忘れるようになりました。

また日中の光がまぶしいそうで、昼間でもカーテンを閉めているそうです。

目が白く濁ってきているので、病院にいったら白内障と診断されました。

検査

78歳の母の状況

母は今の所、健在です。

数年前に緑内障と診断され、ずっと薬を点眼しています。

また、コレステロールの薬を飲んでいます。

血圧は高めですが、薬は飲んでいません。

父の見守りや、父から怒鳴られることにストレスを感じているようです。

最近は白内障とも診断され、もともと緑内障を持っているので白内障の手術を勧められました。

先日片目の手術が終わったところです。

眼

母は会社を退職してから、いつも「老いるのが怖い」と言っていました。

だから一日をとてもアクティブに過ごしています。

毎日ウォーキングや体操をし、ピアノや習字やパソコンを趣味としています。

分子栄養学を勉強して、栄養の大切さを訴えた

分子栄養学の本を読んだ私は、栄養療法をやっていけば、

認知症や白内障でも改善が期待できることを知りました。

改善とまではいかないかもしれないですが、進行を遅らせる可能性があることも理解しました。

ですが、長年栄養不足が蓄積され、高齢ともなれば改善にも時間がかかるとのことです。

ですので、若い人ほど、改善するまでの期間は短いです。

もしすべての病気の原因の9割が、栄養不足というのが本当ならば、

栄養をちゃんと満たせば、ほとんどの病気の改善も期待できるはずです

ですので、娘としては、自分の父母にも栄養療法をとりいれてもらい、

できるだけいつまでも元気でいてほしいと思うようになりました。

それで、母に藤川先生の本をすすめて買ってもらい、読んでもらったりしました。

でも、母曰く

母

栄養が大事だとはわかるけど、いつも活字を読んでないから、活字を読むと目が疲れるのよ。

読んでもむずかしいから、あまりわからない。。

でも、たんぱく質は重要っていうのはよくわかったよ。

最近は若い時と違って、何をするにも億劫だと感じるのよね。

昔みたいに、パッと行動できないし、頭が働かない感じ。。。。

とのことでした。

私はそれでも、せめてたんぱく質だけでもを満たしてほしいと思い、

ネットでプロテインを買う方法を教え、買ってもらいました。

プロテイン

取り入れてくれたのは、プロテインだけだった

そして、母と父は毎日少しずつプロテインを飲むようになりました。

20g×2回は最初からは無理でした。

10g×2回を飲んでいるようです。

母が父の分のプロテインを作って、飲ませているようです。

私が

私

プロテインは、一日20g×2回を飲めるように目指してね。

と言いましたが、

母

そもそももう年だから、あまりお腹がすかないのよ。

ごはんを食べると、もうプロテインを飲みたくないの。

しかも一日2回もプロテインを作るのは、ちょっと面倒。

他にもやりたいこともあるし。

たまには甘いお菓子も食べたいし。。。。

ですが、たまに父とテレビ電話で話すと、お腹が出て太ってきたので心配していました

聞けば、どうしても、食事以外で色々な甘い物を欲して食べているようでした。

私は、好き放題甘い物を食べると、どんどん悪循環になり認知症や脂肪肝も進むので心配しています。

なぜなら、甘い物を食べると、血糖値が乱高下しビタミン・ミネラルを大量に消費します。

そしてますますビタミン・ミネラルが不足していき、心も体も乱れることになるからです。

私

最近お父さんのお腹が出てるし、太っているから心配してる。

甘い物は、たんぱく質が足りていないから欲しくなるのよ。

だからしっかり、プロテインを1日20gを2回飲ませてほしい。

母

なかなか、この年になって、長年の生活習慣を変えるのは、難しいのよ。

プロテインを取り入れただけで、精一杯よ。

お父さんも、後何年生きるかわからないから、もう好きにさせていいのでは?

甘い物を食べさせないとか、プロテインをしっかり飲ませるとか、

私自身にもうそんなエネルギーはないかな。。。。

ですので、プロテインを1日20g×2回飲むのをクリアして、ビタミンやサプリを追加するのはもう無理なんだなあと思いました。

私が一緒に住んでいればできたのかもしれません。

今の所父母二人、それぞれ1日10g×2~3回のプロテインを飲んでいるようです。

今、私が思う事

本当は、父や母にも栄養療法を取り入れて、いつまでも元気でいてほしいと思っています。

娘としては、両親にも、元気で長く生きてほしいと思うからです。

だから母の白内障を改善するのに、手術も大切ですが、

元は栄養不足から病気になっているので、栄養を補ってほしいと思っていました

栄養

糖類過剰摂取の人は、たんぱく質と糖がくっつく「メイラード反応」で「アマドリ化合物」が生成され、心身に様々な影響を及ぼします。

アマドリ化合物によるリスク

老化の進行、動脈硬化の促進、細胞のがん化、高血圧症、糖尿病、心臓病、歯周病、など。

白内障はアマドリ化合物が角膜にたまった現象です。

※人の老化は、「ハ・メ・マラ」からやってくる。つまり「歯・眼・下半身」から衰える。

老いは末端からやってくる。

※上記は下記の本から引用しています。

栄養を満たせば、体の機能を高めることができます。

栄養を満たせば、色々な症状が改善する可能性もあります。

栄養を満たせば、老化を遅らせることもできるかもしれません。

こんなに、良い情報が近くにあるのに。。。と正直残念でした。

不安な女性

ですが高齢でもあるし、今からの余生どうしていくかは、

本人の人生だから、本人が決めればいいと思っています

栄養療法はお金もかかるし、限られたお金を何に使うかは、その人本人が決めることです。

何にお金を使い、どうやって過ごすのかも、その人の生き方です。

そういう決断をしたのだから、それでいいと思いました。

どう生きるかは、自分次第です。

何を選択し、何を取り入れるかも自分次第です。

その人が決めた生き方は、尊重した方がいいと思っています

その人の人生だからです。

そういうことで、私の娘としての両親への本当の思いは、私の胸に静かにしまうことにしました

でも、何かあったら、私の今までの知識を使って助けたいと思っています

祈り

今日の私の日常

今日でブログの1記事毎日公開は、14日目になりました。

私の頭の中は、今日で14日目だから、10月31日まで後17日か。。。。

という会話をいつもしています。

毎日1記事公開は正直きついです。ゆっくりする暇もありません。

今はただ、いい悪いはどうであれ、やり遂げる事だけを考えています

こんなにパソコンを触る時間が増えるとは、思ってもみませんでした。

いつも、もっと簡単にシンプルに済ませようと思っているのですが、

いったん記事を書きだすと、自分の考えたことを言葉にしたくなり、長くなってしまいます。。。

文字を書く

今回も最後まで、お読みいただきありがとうございました。