6月限定、発酵食品づくりに挑戦「梅レシピ」編
発酵食品づくりは前回のらっきょうで終わったと思っていましたが、
梅にもチャレンジをしてしまいました。
らっきょうのそばに出してあった、梅が私を呼んだからです。
梅なんてムリムリムリと思っていましたが、
何やら珍しい赤紫の小梅が、私を誘ったのです。
どうせやるなら、らっきょうとほぼ作り方は似ているだろうから、
梅にも挑戦することにしました。
この記事では梅は梅でも簡単にできる、色々な梅レシピをご紹介します。
私が作ったのは、お酒が飲めないので、梅サワーと梅じょうゆです。
決定版 カラダを守る、不調が消える
発酵食の作り方と料理レシピ150
この記事の1部を 主婦の友社 から引用しました。
私を誘ったのは「パープルクィーン」
スーパーに出してあるらっきょうの横には、
箱に入った少し大きめの青梅が何箱かありました。
その横に、見たこともない美しい赤紫の小梅がありました。
残り2袋でした。
「何これ?」と手に取ってみると、梅のいい香りが漂ってきました。
そのパッケージに「パープルクイーン」と書いてありました。
そのパッケージにはいろいろなレシピも書いてありました。

そして私の気を引いたのは、
この梅は日本で唯一和歌山県・JA紀南管内でのみ、栽培される大変稀少な小梅です。
5月下旬から6月上旬にかけて収穫されます。
という言葉です。
日本で唯一、という言葉に私は反応してしまいました。
「もう、今買うしかない。」と思い、買ってしまいました。
1kg 1,290円と書いてありました。
その美しい色の梅をゲットして、なんだかワクワクしてしまいました。
この梅を梅酒や梅ジュースにすると、紅に染まるという事です。
見た目もおしゃれで、ますますやる気になってしまいました。
簡単梅レシピ集=梅酒・梅サワー・梅シロップ・梅じょうゆ
これらの作り方の工程はほぼ同じです。
梅1kgなら、材料を考えて、2Lから3Lの保存瓶をお勧めします。
①保存瓶の蓋、本体を消毒して完全に乾かす。
※保存瓶の消毒については、前記事
「6月限定、発酵食品づくりに挑戦「らっきょう編」」をご覧ください。
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②梅のへそのふたをつまようじで取る。
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③梅を優しく水洗いし、キッチンペーパーで水気を切り、乾かす。
※すぐに作れない時は、この時点で冷凍しておくと1年じゅういつでも作れるそうです。
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④保存瓶に梅→氷砂糖→梅→氷砂糖の順に交互に入れる。
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⑤注ぐもの(酒や酢)があれば保存瓶に注ぐ。
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⑥時々瓶を動かし、砂糖を溶かし冷暗所に保存する。
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※梅酒、梅サワーは発酵するので1か月、梅シロップは約1週間でできあがる。
※③の時点で1回冷凍して使う方法と、そのまま使う方法がある。
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冷凍梅・・・梅の実は冷凍することで、細胞組織が壊れ、エキスが出やすくなります。
短期間でエキスが出て失敗しにくいのが利点です。
ただし冷凍しない梅より香りがやや弱いです。
以下に、レシピごとの材料・他との違うポイント、を記します。
梅酒
1.材料
●梅・・・1kg
●氷砂糖・・・500g~750g
●ホワイトリカー・・・0.9L(20度以上の焼酎・ウイスキー・ブランデーでもOK)
2.作り方は上記同様です。
3.ポイント
●梅を漬けて1か月後、更に梅を入れたまま3ヶ月置いておくと、
より熟成した美味しい梅酒ができあがります。
●冷凍梅でも同様にできます。
梅サワー(疲労回復・リフレッシュ効果)
1.材料
●梅・・・1kg
●氷砂糖・・・1kg
●リンゴ酢など・・・1L
※私はリンゴ酢を持ってなかったので、米酢・黒酢・ブドウ酢をあわせて1Lにしました。
色目はちょっと悪くなりました。きっと黒酢を使ったからだと思います。
途中味見をしましたが、それでもとっても美味しかったです。

2.作り方は上記同様です。
3.ポイント
●梅の酸で梅が茶色くなることがありますが、腐敗ではありません。
●冷凍梅でも同様にできます。
●炭酸や水で10倍に薄めて飲んでください。
●二杯酢やすし酢としても使えます。
梅シロップ(疲労回復・リフレッシュ効果)
1.材料
●梅・・・1kg
●氷砂糖・・・1kg
2.作り方は上記同様です。
3.ポイント
●梅は冷凍した方が失敗なく短期間で作れます。
●1週間たったら、梅の発酵をさせないため、梅は取り出します。
●長期保存の場合は、液体のみをなべに入れ、あくを取りながら一煮立ちさせる。
消毒した瓶に入れ、冷めるら冷蔵庫に保存する。半年で飲み切る。
●4倍ほどの炭酸で割ると梅ソーダとして飲めます。
●4倍ほどの牛乳で割るとヨーグルト風味になります。
●そのままかき氷のシロップとして使えます。
梅じょうゆ(食欲増進・減塩)
1.材料
●梅・・・6~8個
●しょうゆ・・・480cc
2.作り方
上記同様、消毒した瓶に梅としょうゆを注ぐだけでできあがりです。

3.ポイント
●梅の実を漬けたら冷蔵庫で1年間保存できます。
●梅の酸味や香りで少量でも満足できるため、減塩に役立ちます。
●刺身や豆腐、焼き魚、炒め物、照り焼きの味付け、に色々使えます。
●煮魚の煮汁に使うと魚の臭み消しにもなります。
梅にフォーカスすると、
本当に見た目も香りもいいし、仕込んだ後も様々なものに使えますね。
色々調べると、梅自体に色々な薬効もあり、とっても魅力的なものですね。
ぜひ、今の時期にしか手に入らない自然の恵みで、発酵食品を作ってみてはいかかでしょうか?
ついうっかり、作る工程の写真を撮るのを忘れてしまいました。
撮った写真も下手くそで申し訳ありません。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。