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「私の長男を襲った金銭詐取事件③」

2023年6月24日

「A、という青年は注意した方がいい」と、長男はB、という青年(Aの同級生)から、忠告を受けました

私も長男とA、という青年の電話での会話を聞いて、

「A、という青年と付き合わないほうがいい」と忠告しました。

そんな矢先私は、長男が持っていた領収証の山を発見しました。

この記事では、長男が持っていた領収証の中身を綴ります。

レシート

忠告を受けても、長男はA、という青年に会いに行った

長男は、A、という青年と一緒にキャンプに行ったB、という青年から忠告を受けました。

昔から、人にお金を借りて返さない、といううわさがあるから注意した方がいいよ。」と。

そして私も長男とA、という青年の電話での会話を聞いて、違和感を覚えたので、

長男に忠告をしました。

「あまりA君と付き合わないほうがいいんじゃない?」と。

ですが長男はそんなことはない、と受け入れませんでした。

それからも、長男はA、という青年に呼び出されると、何回か会いに行きました。

何をしたのかと聞くと、

釣りに行ったり銭湯に行って、ご飯を食べたりしていたとのことです。

豪遊

ある日、私は長男が持っていた領収証の山を発見した

そして私は長男が帰ってきた後、

長男がバックからチャック付きのビニール袋を出すのを見ていました。

その中にはどうも沢山の紙が入っているようです。

そして私は長男にききました。

私

その袋の中の、沢山の紙は何なの?

長男
長男

これはA君と遊んだ時のレシートだよ。

割り勘分を僕が計算しているんだ。

A君は計算しておいてもらえば、給料が入った時返すから立て替えておいて、って言っていた。

またレシートがあれば、経費で落とせるからとっておいてね、って。

私

それ、騙されてるんじゃない?

長男
長男

A君はそんな人じゃない。

ちゃんと請求書にもサインもらっているよ。

金額がたまってくるたび、計算してA君に伝えてある。

住所と氏名と電話番号も書いてもらっているから。。。

そしてその請求書とやらを見てみると、くしゃくしゃになった紙数枚に、

以下のようなことが書かれてありました。

                    請求書

レンタカー(ガソリン含む) :○○○○○円

出張費:○○○○○円

釣り道具:○○○○○○円

銭湯:○○○○円

交通費:○○○○○円

タバコ:○○○○円

端末費用:○○○○○○円

合計:○○○○○○円

これは○月○日までに返済します。

氏名:●●●●

住所:●●●●●●●●●

携帯電話:●●●-●●●●-●●●●

他にも沢山のレシートや、クレジットカードの請求明細書もありました。

私は嫌な予感がしました。

そして長男に

私

ちゃんと計算してA君に伝えてあって、いつまでに返すって書いてあるからいいけど。

サインがあっても、お金が返ってこないこともあるかもよ

だから、ちょっとA君のこと疑った方がいいんじゃない。

長男
長男

そんなことはない。

俺が騙されていた、というのか!!!

と長男は認めたくなかったようでした。

その時、私の夫は乗船していたので家にいませんでした。

そして次男が家に帰ってきたので、次男にこのことを話しました。

次男
次男

それ、間違いなく騙されてるよ。

お金も返ってこないと思うよ。

だいたい割り勘で、って言って1回でもお金が返ってこなかったら、

俺はそんなやつとは付き合わないね。

そんなやつ信用できない。

しかもこんなにレシートがたまるまで、、、兄ちゃん呆れる。。。。

どこまで思考停止状態なんだよ。。。。

そして、長男はこの時初めて、事の重大さに気が付きました。

それから長男は、ますますうつの症状がひどくなりました

毎日念仏のように、下記のようなことをつぶやいていました

俺は騙されたというのか?

せっかく友達ができたと喜んでいたのに。

Aを信用していたのに。

俺は就職しても仕事できなくて、やめてしまった。

挙句の果てに、人に騙されるとは。

俺の人生何なんだ。

人生の負け組だ。俺の人生に価値はない。

死にたい。死にたい。

一日中、このようなことをつぶやき続けていました。

一日、寝るかつぶやくかを、繰り返していました。

絶望

私は一体何に使ったのか、領収証を日ごとに貼り付けて、金額をExcelに入れて計算しました。

項目ごとに金額を出し、整理してみました。

割り勘分を差し引いたとしても、ものすごい金額になっていてびっくりしました。

わずか3か月でこれだけの金額を使っているとは!!ビックリでした。

沢山のレシートを整理してみて、これは普通の人でもきちんと記録して整理しなければ

何にいくら使ったなんて、覚えられないだろうなあと思いました。

私もレシートを整理して、あまりに多いので具合が悪くなりました。 

うつむく女性

領収証の内容

集計すると、以下のようになりました。

番号項目詳細金額
1食事代食事代・・たばこ代9,919
2銭湯・カラオケ9,270
3交通費通行料・高速代・タクシー11,130
4レンタカー代17,607
5釣り具223,133
6キャンプ用品4,484
7プレイステーション95,854
8銀行振込・現金手渡し3回・手数料込み30,440
9合計401,837

手元に残っている資料によると、このようになりました。

1~4までは一緒に遊んだお金という事で、割り勘後の金額になります。

つまりA、という青年が割り勘分として払っていないお金です。

5~7は物品代となりますが、全て購入した後にA、という青年が家に持ち帰ったものです。

釣具店に行って釣り具を購入した後、レンタカーで家まで運ばせたようです。

その釣り具の量は山のようだったとのことです。

釣り道具

プレイステーションも購入後、A、という青年の家に持ち帰っています。

8は、A、という青年から電話がかかり、

「会社の出張でお金が足りないから貸してくれ」という事だったみたいです。

長男は言われるがままに、お金を渡したり、銀行振り込みをしたようです。

ATM

まとめますと、

  • 一緒に遊んだお金の割り勘分→47,926
  • 長男が買わされた物品代→323,471
  • 長男が要求されて渡したお金→30,440

合計401,837円も、A、という青年に長男はお金を使ったという事です。

わずか3か月遊んだだけで、この金額に私は具合が悪くなりました

そして私は、

まるで、長男は、A、という青年のATMと化している。。。。。。

どうしてここまで、思考停止だったのだろうか。。。。

どうして見抜けなかったのだろうか。。。。

うつだったから、判断力がなかったのだろうか。。。

いや、やはり人間関係構築の力がないからだ。。。

と思いました。

相談センターの支援員の人に相談する

対話

これは何とかしないと、と思い、

私は通っていた相談センターに、親子二人で面談に行きました。

A、という青年に騙されたかもしれないと思うと、ますます長男は心身が不調になっていきました

それからは、しばらく私の付き添いが必要な状態になりました。

一時は睡眠薬を多めに飲んで起きられないこともあり、心配しました。

幸い、大事には至りませんでした。

面談した支援員さんに、まとめた資料やレシートを見せて、経過を話すと、

支援員
支援員

こんなに多額のお金を使ったんですか?

それで割り勘と言いながら、お金を返さないんですね。

酷いですね。

私なら割り勘だったら、一刻も早く払わないと気持ち悪いですね。

仮におごってもらったとしても、普通は次はお返しにごちそうしたりするもんですよ。

この人金銭感覚麻痺しているし、金銭にルーズな人ですね。

結構、精神障害者の人たち、金銭トラブルを何かと抱えるんですよ。

金銭トラブルなかなか多いですね。

こちらから、こういうことに対応する弁護士さんを紹介しますので、

相談してみて下さい。

今回の件、私としてもどうしていいかわからないので、弁護士さんに相談してみて下さい。

という事でした。

その弁護士さんは、精神障害者の人が抱えるトラブルについて対応しているようでした。

後日私たち親子は、その紹介された弁護士さんの所へ、親子で相談しに行くことにしました。

スーツ男性

続きは次の記事で書きます。

今日の私の日常

今回の記事を書いていて、とりあえず記録をとっておいて良かったなあ、と思っています。

前に公開した記事でも、私は幼少期からの自分のことを振り返り、書いてきました。

私が幼少期と言えば、はるか数十年も前のことになります。

数十年前のことを思い出して書くとなると、

結局は脳裏に焼き付いた思い出ぐらいしか、書けないものです

アルバム

ですので、今、ブログの記事を書いていて思うのです。

稼ぐ稼げない関係なしに、

自分の人生の一コマを大事に綴っていくことは、私にとって価値があることだと思いました。

なぜなら以下のように考えるからです。

  • 記録として書いていれば、自分の人生に起こったことをはっきり思い出せる。
  • その時自分が思ったこと行動した記事をみて、今の自分が昔の自分からの変化を見出すことができる。
  • そして何よりも後悔して思う事は、「自分が子どもを授かったら、すぐにずっと記録をつけていけばよかったなあ」と、強く思います。
赤ちゃん

子供がちょっと成長した時に、成長する前の思い出を振り返っていました。

すぐに手が届きそうで戻れるように感じていました。

ですが子供がどんどん成長すると、すぐに戻れそうに感じることはもう戻らないという、

当たり前な事に気がつきました。

だから、子どもが少しずつ成長していく一瞬一瞬を、

もっと大事に書きとめておけばよかったなあと思います。

母子

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。