「貸したお金の6割戻ればいい方だ、という現実」:26日目

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私たちはいよいよ期日に裁判所に出向き、双方の審理が行われました。

結果和解は成立しましたが、このような金銭トラブルにおいては、

貸したお金の6割が戻ればいい方だという現実を知りました。  

この記事では審理が行われた様子と、和解の結果について綴ります。

前記事からの続きで「私の長男を襲った金銭詐取事件⑦」となります。

裁判所のロビーで、A、という青年と母親らしき人に会う

私たちは、A、という青年の素性がはっきりわからなかったので、

何かあったら危害が加えられると思い不安に思っていました。

またこのことで、長男の心身が不安定なので、私は付き添いました。

裁判所が決めた期日に出頭する際、上記のことが不安になったので、

双方の話し合いは必ず別室で行ってもらうよう配慮を求めました。

(このような内容を書いた上申書を裁判所に送付しました。)

それにも関わらず、待合のロビーで、

私たちはA、という青年と母親らしき人と鉢合わせをしてしまいました。

A、という青年の母親らしき人は、私たちの姿を見るなり、走り寄ってきました

そして何かを話しそうでした。

しかし私は、感情に訴えられても困ると思い、

私

審理の前に双方話さないほうがいいと思います。

話がおかしくなるので。

失礼します。

と言ってその場を立ち去りました。

審理は午前10時に始まって、昼休みを挟んで、午後3時終了しました。

昼休みの昼食時にも、

廊下やロビーで、A、という青年と母親らしき人は、私たちを待っているようでした。

私たちは、色々話されても困ると思い、隠れて別のルートを通りました

そしてまた、審理が行われる部屋に戻り、審理は終了しました。

帰り際も、鉢合わせしないように、

終了から30分ほどたって、裁判所を後にしました

審理の際、調停委員に言われたこと

話し合い

長男の訴えを聴いた調停委員は以下のようなことを、言いました。

調停委員
調停委員

一緒に遊んで多額のお金を使わせられた、と言っても、

相手がおごってくれていると思っていた、と言われたら難しくなります。

ここでは色々な金銭トラブルの調停をやっているけど、

貸したお金に対して、6割が戻ればいい方でしょう。

それでも納得できずに裁判に持っていく方法もありますが、

厳密な証拠や証人集めが必要になります。

基本は使ったお金のレシートの裏1枚1枚に、

いつまでにいくらを返しますという言葉と署名があって、

初めてその金額の返済義務が認められるのです。

裁判に持っていくとなると、更に時間と労力とお金がかかるのでお勧めしません。

下手すると、かかるお金で赤字になる可能性もあるからです。

レシート1枚1枚に署名がなく、契約書のみの場合は、

双方の言い分を聴いて調整していくしかありません。

あなたが主張している40万円程は、

一緒に遊んだからおごってやったという気持ちで、

20万円位での和解、という事でいかかがでしょうか?

長男はこれをきいて、とても打ちひしがれました。

長男
長男

そんな、、、それは酷いです。

僕はこのAに、40万円も使ったのですよ。

レシートもちゃんとあるじゃないですか?。。。。

調停員
調停員

だって、一緒に遊んだんでしょ。

少しはおごってやったという風に思えないのですか?

それもそうかも、と思いましたが、私も調停員に言いました。

私

でもですね、40万円のうち30万円分は買った物品になるんですよ。

それを全部Aが家に持ち帰っているんですよ

それでも長男がおごったと思わなければならないのですか?

こちらは、Aのすべての言動も記録もしていますよ。

借りたお金は会社の経費で落とすとか、返すからと嘘ばっかり言ってきたのですよ。

うちにはその30万円分の釣り具などの物品は1つもないんですよ。

それでも、20万円というのは納得がいきません。!!

と私はつい、声を荒げて調停員さんに言いました。

調停委員さんは、

調停委員
調停委員

そうなんですか。

30万円分の物品はAさんが持って帰ったという事ですね。

それなら、最低30万円分は返金してもらわないといけないですね。

わかりました。30万円でどうでしょうか?

長男は悩みましたが、40万円のうち10万円は一緒に遊んでおごったんだ、

という風に無理やり自分に言い聞かせようとしていました。

またここを納得いかずに、

また裁判等にもっていっても新たな経費もかかるし、時間と労力もかかります。

ですので、この30万円で調整してもらうように、調停委員さんにお願いしました。

書類作成

双方はこれ以上争うことなく、和解成立

長男の話を聞いた調停委員さんは、

別室のA、という青年と母親らしき人のいる部屋に入っていきました。

30分ほどたって、調停委員さんが戻ってきました。

調停委委員
調停委委員

Aさんの方も、30万円で納得しました。

最初はごねていましたが、物品が全部Aさんの所にあることで納得したようです

また、Aさんの付き添いの人も、働いていて時間が取れないから、

このような審理は一回で終わらせたいと思っていたようです。

これで、この事件は30万円で和解が成立となりました。

書記官が和解調書を作成して、数日後家に書類が送られてきますので、受け取って下さい。

この書類は法的効力を持つ書類になりますので。

という事でした。

後日送られてきた和解調書には、

A、という青年に30万円の支払い義務があることを裁判所が認めた、という事が書かれていました。

また、月々いくら、いつからいつまでに返済するという具体的な金額や振込先が、書かれていました。

もし返済を怠たった場合は、遅延損害金年利3%も残金と共に支払う必要があります。

それでも、支払いが滞った場合は、裁判所に強強制執行も申し立てることができます。

私たちはこの結果を、弁護士さんにお礼と共に報告しました。

結果40万円のうち、30万円で和解が成立したので、

長男は弁護士さんに、30万円の20%+消費税の66,000円を弁護士さんに支払いました。

和解金額の20%が、弁護士さんの成功報酬となります。

その後の続きは、次の記事に書きます。

お金

今日の私の日常

今日は天気も曇りで、一段と冬に近づいているのを感じました。

いつもの洋服ではヒヤッとするので、タートルネックのシャツを着ました。

冬になると首を冷やすと風邪をひきやすい、という事を聞いていて、

いつからか冬になると、タートルネックが私にとって定番になりました

首が暖かくて安心感があります。

ですが、今日の夜はとても嫌な予定があります。

この記事でも書いていますが、A、という青年の家へまた行かなければならないのです。

なぜなら、A、という青年と和解は成立したにも関わらず、まだこの事件は解決していないからです。

私個人の考えは、もう現状で終わりにして

何も関わりたくない、というのが本音です。

しかし、長男は自分のお金が返ってこないので、あきらめないみたいです。

私としても、どこでどうなるかわからない不安もあるので、長男に同行することにしました。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。