痛みを引き起こしたコロナウイルスと私の戦い
A、という青年の張り込み直後に、私の長男はコロナウイルスに感染しました。
その数日後、夫は下船し帰宅しました。
私たち夫婦も、コロナ感染のリスクにさらされてしまいました。
この記事では私たち家族がコロナからどうやり過ごしたか、症状や対処法を綴ります。
病院から処方された薬、栄養療法、様々な対処方法の情報がある中で、
私は結局、自分の体の奥底の声をきいて対処しました。
非常にマニアックな変わった方法で対処しましたので、
興味のある方のみお読みいただければと思います。
頭が割れるように痛い、長男のコロナ感染による症状
長男は私と違って、栄養療法を否定しています。
A、という青年の張り込み前には、いつもと違う人と会うという事で、
感染予防として用心のためビタミンCを飲ませていました。
それにも関わらずその数日後の夜、
全く喉も何も痛くなかったのに、急に寒気がし始めたようでした。
熱は36.5度から37.3度そして39.6度と熱が急上昇していきました。
毛布を重ね着しても寒くてたまらないようで、首の後ろがこわばるように痛かったらしいです。
熱が上がっていたので、長男にはビタミンC(1000mg)を3錠ずつ一時間ごとに飲ませました。
全く下痢する様子もないので、更にビタミンCを追加し、ビタミンCの突出を防ぐためにビタミンEも追加しました。
やはり勉強していたとおり、風邪や病気の時には体のビタミンCの必要量は増えるのだなあ、
と実感しました。
一晩でビタミンCの1000mgを18錠ほど飲ませたことになります。
私も感染は時間の問題と思っていたので、長男と同様ビタミンCを増やして飲みました。
それでも長男の頭が痛い、首の後ろが痛い、体の節々が痛いのがおさまりませんでした。
結局その日の晩長男は、泣きながら「痛い、痛い、痛い」と叫び続けていました。
痛みのあまり、眠ることもできませんでした。

困り果てた私は、薬箱から、ロキソニンを見つけ出し長男に飲ませました。
そしてその30分後、長男はやっと眠りにつくことができました。
私はその日の晩は一睡もすることができませんでした。
翌朝、長男は近くのかかりつけ医に受診予約を入れ、朝一で検査をしてもらうようにしました。
しかしコロナ感染が流行っているようで、予約を入れたにも関わらず、
検査から診断、薬の処方まで約2時間車の中で待つことになりました。
結果はもちろんコロナ陽性でした。
お医者様曰く、今のコロナは潜伏期間が3日程だという事でした。
やはり頭が割れるように痛い、と訴える人が多いとのことでした。
薬は発熱や痛みのある時のために、ロキソニンを5日分、喉の痛みを和らげるトラネキサム酸等が処方されました。

病院から帰ると、ビタミンCの服用のお陰か、熱が上がることはありませんでした。
ですが、体の節節の痛みや喉の痛みがあったので、薬はずっと飲み続けたようでした。
もともと長男は私の栄養療法を否定しているので、
今後は一切ビタミン剤は飲まないし、食べたいものを食べるとのことでした。
私はせめて、治るまで甘い物は控えてほしいと思っていましたが、
そういう根拠のないものは信じないという事でした。
よって長男は好きなように、アイスやゼリー、時には食べたいお菓子を食べていました。
私ができることと言ったら、卵入りのおじや茶碗蒸しを作ることぐらいでした。
コロナ陽性から、一週間後に解除となる予定でしたが、
長男の症状は発熱はしないものの、喉や鼻の痛みと咳と痰がずっと続いていました。
よって再度受診し、またお薬を出してもらうことになりました。
コロナ感染から、10日後やっと普通の生活ができるようになりました。
今は咳や喉の痛みも治り、やっと普通に生活できるようになりました。
ただ、少しコロナにかかる前に比べて、食べ物の味の感じ方に違和感があると言っていました。
長男のコロナ陽性から3日後、私の体にも異変が生じた
私もきっと感染するかもしれないと思い、普段やっている栄養療法に加え更にビタミンCを増量し、
甘い物は摂らないようにしました。
それでもやはり、長男がコロナ陽性と診断された3日目の夜、私の体にも異変が現れました。
その日の晩、やたら風呂上りにも関わらず、体が冷える感じがしたのですぐに布団に入りました。
そしてなんとなく熱っぽい感じがしましたが、体温計が一つしかなかったので、
長男の所に取りに行くのはやめました。
そしてそこから、首の後ろ、頭、肩、下半身がやたらこわばった感じで痛くなってきました。
痛みが強くなってきていて、眠れる感じではなくなりました。
段々と耐えられなくなり、ロキソニンを一錠飲み、やっと楽になり眠ることができました。

翌朝、体温計で、熱を測ると36.5度で私にしてはちょっと体温が高めのようでした。
熱はないものの、喉が痛く咳や痰がでるようになりました。
いつものビタミンCの摂取量をかなり増やしても、全く下痢する感じもありませんでした。
やはりビタミンCの必要量が増えたんだなあと実感しました。
発熱はないものの、たぶんコロナウイルスは私の体に入ってきているんだなあと感じました。
よって、コロナに感染した場合の栄養療法を実施し、早く治そうと思いました。
方法は以下の通りです。
- 甘い物、糖質は摂らない。→糖質は病原菌のエサになるため。
- プロテインをいつもより増量する。→すべての体の組織の元のたんぱく質を増やし、体の立て直しを早める。
- ビタミンCを下痢する手前まで増量する。→抗ウイルス・抗炎症作用を高める。
- ビタミンD3・亜鉛・セレンも通常どうり服用。→免疫力を高める。
- マグネシウムサプリを増量。→痛みの緩和。リラックス効果。
- ビタミンAを通常より増量。→喉や鼻の奥などの粘膜が痛い場合に、粘膜のバリア機能を強化させるのに有効。
しばらくの間、このようにして体調の回復をさせようと思っていました。
想定外で起こった私の体の反応
私は栄養療法を勉強してきた知識を使って、上記のように自分の体調の回復を立て直そうと思っていました。
しかし、そうすることは結果できませんでした。
なぜなら、私の体に想定外の反応が起こったからです。
よく風邪をひいたり、ウイルスに感染したら、自分の体の弱い所に反応が出る、という事を聞いたことはありませんか?
実はこのような反応が,私の体に起こってしまいました。
それはおそらく私の体の弱点は、前記事にも書きましたとおり、胃酸逆流症にかかっていた胃腸にあったと思われます。
発熱はないものの、入浴後、
私は今まで摂取していたプロテインや、サプリをすべて吐き戻してしまいました。
それから数回飲んでいたプロテインやサプリを全部吐いてしまいました。
また、下痢が二回ほどありました。
それからは全く食欲がなく、プロテインやサプリを飲むのも嫌になりました。
食べ物も見るのも嫌で、食事を作るのも苦痛になってしまいました。

今思うと、自分の体の奥底からの声か、マコモ菌さんの声のようなものが頭をよぎりました。
今は、プロテインやサプリは必要ない。
内臓を休めよ。体を温めよ。よく眠れ。
日本人である原点を思い出せ。日本人である原点に戻れ。
ここは自分の体の声に従おうと、3日間絶食しました。
この間に、夫も下船し帰宅しました。
体調が悪いことを理解してもらい、家事も手伝ってもらいました。
幸い夫は発熱したり、症状が出ることはありませんでした。
この間私の心も体も調子が悪く、
共用部分(ドアノブやトイレのレバーなど)の消毒も一切何もできませんでした。
この食事をとりたくない期間、私の体が受け付けたものは、以下の2つです。
- マコモ→飲むたびに体の毒をからめとり排出してくれる。
- 梅肉エキス→胃腸トラブル、喉や鼻の炎症、風邪などあらゆるものに有効と言われている。
これらを一日数回お湯に溶いて飲みました。
これらを飲んでいると、一時間ごとに昼夜問わず排尿がありました。
そして3日目の絶食期間を経て、やっとお腹がすいてきたので、少しだけ食事を始めることにしました。
絶食するという事は胃腸を休めることができ、
そのエネルギーを体の回復に当てることができると言われています。
しかし、栄養が補充されないので、だんだんと体は鉛のように重くなりました。
いつもの家事も、こまめに休まないとできない状態になりました。
メンタルの方も、今まであんなに大掃除や散歩、ブログも頑張っていたのに、
全く何もやる気が起きなくなりました。
もうこのままブログも引退してもいいかなあと思うほどになりました。
心も体もどん底まで落ち切ったという感じです。

このまま栄養を摂らないと、体は回復しないと思いましたので、少量の食事から開始しました。
よく体の声をきいて、自分の体が欲するものを食べるようにしました。
内容は以下の通りです。
- いつもの10分の一の量のごはん
- 納豆
- 梅干し
- 海苔
- 卵入りみそ汁
- 青菜の胡麻和え
このような食事がとれるようになって、やっと体が動けるようになりました。
ですが、いつも毎日行っていた散歩ですら行くこともできなくなりました。
結果一週間ほど、家に閉じこもったままでした。
食事がとれている間も、変わらず首や肩の痛み、頭痛、腹痛もありました。
喉や鼻の奥が痛かったり、咳や痰も出ていました。
このような症状に以下のような方法で対処しました。
- お風呂に入る度、にがり水で喉や鼻のうがいをする。
- 痛いところに、にがりの原液を擦り込む。
- それでも痛みが引かないので、首や肩、胃、喉や鼻の奥の痛い所に、里芋シップを貼った。
- 咳を止めるために、レンコンのしぼり汁に醤油を少量たらして飲んだ。
このような方法で、だんだんと痛みはなくなっていき、今体調は回復しました。
特にどうしようもなく痛いところに、里芋シップを貼ると、とても楽になるのでお勧めです。
里芋シップは、粉を水で溶かして、ラップに貼り、痛い所に当てれば大丈夫です。
薬と違って副作用もないので安心です。
芋パスタ(里芋湿布)
熱のある痛みや、ねんざ、打撲、喉の痛み、乳腺炎、リウマチ熱、癌等の特効薬です。
作り方は省略します。→里芋シップの粉を買っておくと、日持ちもしますし手軽に使えます。
はれもの一切、内臓の痛み、ねんざ、リウマチ、神経痛、がん、痔、火傷、喉の痛み、その他一切の熱のある炎症の万能薬です。
家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 東城百合子 99ページから100ページを引用
結果私たち夫婦は、発熱もしなかったので、コロナ感染の検査はしていません。
もしかしたら検査したら陽性反応が出たかもしれません。
ですが、病院も混んでいるので、自分で対処できるなら自分で対処しようと思いました。
今まで納豆は体にいいので食べないといけない、と思っていて冷蔵庫にいつも置いていたのに、
今まで積極的に食べたいとは思いませんでした。
ですが、今回の長男のコロナ感染で、私は無性に納豆と梅干しを食べたくて仕方がありませんでした。

又、マコモは特に美味しいものではありませんが、飲んでいるといつもホットする安心感がありました。
また、下記の自然療法の本に、梅肉エキスのことが書かれてあり、今回非常に役立ちました。
梅肉エキス
量は大豆1粒か2粒位飲めば十分です。
これは殺菌作用もあり腸内の有効な細菌を育てて雑菌を殺しますから、腸の一切の病気にききます。腹痛・胸やけ・下痢・便秘・高血圧・低血圧・心臓・腎臓・肝臓・糖尿病等によく、子どものいる家では必ず常備してほしいものです。
これ一つあると、たいていの病気は大事に至らずにすみます。何の熱かわからなくても梅肉エキスを湯でうすめるか、オブラートに包んで一日3~4回飲ませますと大難をまぬがれます。
伝染病のはやる時は、梅肉エキスを飲んでおくと、感染しません。
チフスや疫痢にかかった時にすぐに飲ませますと、そのまま解熱して治ります。自然食品の店にも売っています。
家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 東城百合子 の53ページより引用
今回の長男のコロナ感染で、備蓄しておくべきものまとめ
買っておけば良かったと後悔したもの
- 人数分の体温計→1つを使いまわすのは感染リスクが大きくなるので、人数分用意していればよかったと思いました。
- 使い捨ての紙コップ・皿・箸など→いちいち下げて洗うと感染リスクが大きくなるので、そのまま捨てれるように用意していればよかったと思いました。
持ってて良かったと思った役に立ったもの
- ロキソニン→病院にかかれない時、病院に行く元気もない時、痛みに耐えれない時に飲むと楽になります。理想は薬は使わないほうがいいですが、体を休めることも大切になってきます。よって解熱鎮痛剤は常備しておいて損はないと思いました。
- にがり→喉や鼻からの感染予防ににがり水で鼻うがいや喉うがいをするのがお勧めです。これでかなり感染リスクは減らせると思います。また、鼻や喉の粘膜や皮膚から吸収させることで、痛みや炎症の軽減にも役立ちます。
- 梅肉エキス→上記のように様々な病気の予防に役立ちます。
- 里芋シップの粉→薬を飲んでもにがりを塗ってもきかない時、里芋湿布を貼っておくとかなり楽になります。持っておいて損はないと思います。
- 手作り無添加の梅干し→食欲がない時、特にお腹の調子が悪いときなど少し食べると元気が出ます。
- マコモ→これは私の独断と偏見です。私にとっては毒を出してくれるという安心感があります。
今回は、とりとめもないまとまりのない文章になったことをお詫び申し上げます。
ブログを書くことすらやる気が起こらなかった私ですが、
今回の長男のコロナ感染についてはレポートできると思い書かせていただきました。

コロナ対策を栄養療法で対応してみたい方は下記の記事をご覧ください。↓↓↓
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。