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次男、二度目の正直で、本当の自立となるか?

2023年1月23日

本日2022年2月4日、立春となりました。

旧暦では新年が明けたということです。

気学などの占いでも、本日から新しい年となります。

寒いですが、もうそこまで春が来ているようですね。

2月、3月、4月といえば、出会いと別れの季節でもあります。

私の次男も2月1日、自立の扉を開いて引っ越しました。。。

今回は私の心境など、包隠さず綴っていきます。

次男が家を出ていって、私は子離れのできない母だと感じた。

次男が自立をしようとして、家を出ていったのは今回で2度目になります。

最初は学校卒業して、新卒で建設会社に就職しました。

自宅から遠いところに引っ越しました。

今回も一度目の時も、私は寂しくて、涙が出てしまいます。

子育てが終わり大人になったら、自立して家を出るのは当たり前です。

親元から離れ、家を出ていくことは喜ばしいこととわかっています。

でも、ひたすら寂しくて、二度と会えないわけはないのに涙が出てきます。

こんなの、私だけでしょうか?

大事に育てた娘がお嫁に行く時に、涙するのはわかるのですが、

息子が自立する時に涙する親はいるのでしょうか?

次男が「お世話になりました。」って言って、掃除をして家を出ていきました。

空っぽになった部屋を見て、泣けてくるのです。。。。

夫からは、

「男の子だし、家をいつかは出ていくのだから。

いい加減、子離れしなさいよ。」

なんて言われる始末です。

アルバム

いなくなって、次男のことが頭をよぎるのです。

  • 赤ちゃんの頃から、この子は声が大きかったなあ。
  • 二番目だし、いつもおおらかで天真爛漫だったなあ。
  • 食いしん坊だったなあ。
  • おっぱい飲みながら、いつも私の胸の上でねていたなあ。
  • とにかく勉強ぎらいだったなあ。
  • いつも友達と楽しく遊んでばかりいたなあ。
  • 小学校に入学したら、自転車乗り回して交通事故にあって、よく助かったなあ。
  • みんなといつも仲良くして、楽しい学生生活をおくっていたなあ。

と、次男の赤ちゃんからの思い出が次々と、頭に浮かんできます。

次男の最初の自立は失敗に終わった。

次男は夫と同じように、船乗りになる学校を卒業しました。

ですが長期航海は絶対に嫌だということで、長期航海をしない会社に就職したのです。

就職したのは、沿岸部の工事をする建設会社です。

船に乗って工事をします。でも何日かに1回は陸に戻れます。

ですが船に乗っている間は、24時間仕事が終わっても、

会社の人と生活をしなければなりませんでした。

船乗りというのは、やはり特殊な仕事ですね。

仕事以外でも、他の乗組員と生活を共にしなければならないので。

うまくやれればよかったのですが、

入った会社は上下関係が厳しく、新人は逆らえないという風潮がありました。

また建設会社なので、気の荒い怖い人達ばかりだったようです。

仕事が終わってホッとしても、上司に付き合わなければなりません。

それでいつしか、暴言を吐かれたり、暴力を振るわれたりしたことがありました。

心配で連絡を取っていると、

だんだん次男の心がおかしくなっていくのがわかりました。

ついに、「もう何のために働いているかわからない。死にたいよ。

と次男は言い出しました。

そのころ次男と同じ学校の同級生も、失踪して自殺したということを聞いていました。

ですので親としては、これはいけないと思い、

「もう頑張らなくてもいいよ、やめる方向で大丈夫だよ。」と言いました。

慰める

退職を言い出すのも怖くてなかなか言えなかったようでしたが、

何とかやめることができました。

そして2か月ほど無職を経て、今の会社に就職することができました。

本当は船乗りなんか合わないと思っていたらしく、

今は全く違う会社に就職しています。

今回の自立は、結婚を見極めるためのお試し同棲です。

次男は今までに何人かの女性とお付き合いをしてきました。

今の彼女の前にも結婚を意識した女性がいました。

ですが、1年半の交際を経て振られてしまいました。

結婚を前提に付き合っているからと、家にも泊まりにきたりしていました。

でも結局別れることになりました。

母親としても一応結婚を前提にということだったので、

そういう結果になると、なんとなく心をかき乱されたように感じてしまいました。

だからその彼女と別れた後は、

「なんだかんだと振り回されるから、もう次の人は家に連れてこないで。」

と次男に言いました。

そんなこともあり、私は今回同棲する彼女とは、会ったこともありませんでした。

次男が家を出ていく時に、初めてお互いにあいさつをしたぐらいです。

私の今までの経験が、「お試し同棲、大いに結構」と思わせる。

今となって振り返ると、昔の私は、

結婚というものに過剰な期待をしてたんだなあと思います。

私が年頃の約三十年前は、

女性は結婚で寿退社して、盛大な披露宴をするのが一般的な風潮でした。

なんか結婚すれば幸せになれるとか、結婚はゴールみたいに、

私は思っていたのです。

結婚式に着る花嫁衣装や、披露宴に誰を呼ぶかなど、

形ばかりにエネルギーを注いでいました。

浅はかな私は、結婚すれば必ず幸せになれると思っていたのです。

ですが、それはことごとく覆されました。

実際に結婚4年で私は離婚しました。

甘やかされて育てられ、家事能力もそれほど高くもなかったので当然だと思います。

その時を今振り返ると、結婚後は沢山修行させられたなあと思います。

ですので、実際にお互い生活をしてみて、

結婚を見極めるのはとても合理的ではないかと思います。

私のように憧れで結婚して籍を入れ、子どもが2人できて離婚というよりも、

実際に生活してみて結婚を見極めるのは、大いに結構だと思います

ここまで生きてくると、

実際にその場に身を置いて経験することが、何よりも本当に大切だと思います。

経験こそが自分の宝物になると思います。

いい体験も悪い体験もすべてが宝物です。

ハート

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。