「野菜作りで迷った、3つの作り方」
今まで全く野菜を作ったことがない私は、
種を撒くか苗を植えて、水をあげればいいという事だけはわかっていました。
他の知識は全くありませんでした。
野菜を作るうえで、
大事な土づくりや野菜の栽培方法にも様々な方法があることを、知るようになります。
この記事では、私がどういうところに迷ったのかを綴ります。

迷ったことは、農薬や肥料を使うかどうか?ということ
今でこそ、2020年夏からの畑づくり野菜作りを振り返って、頭が整理できて書ける事なのですが、
畑の土づくり野菜作りに関して、農薬や肥料を使うかどうかで作り方が分かれるという事です。
全く知識がないので、
野菜作りのテレビを見たり、本も野菜作りに関する本は10冊ほど買いました。
以下の本は、下記のようなことが書かれてありました。
- 土の状態の見極め方
- たい肥や肥料の種類
- 野菜ごとの肥料の使い方、育て方
※特に、畑での野菜作りの全体像が、よくわかりました。
また、ほかの数冊の本を全部読んでみてわかったことは、
大まかに畑の土作り・野菜作りに関して3つの方法があるという事です。
- 畑の土に殺虫剤を使い、野菜にも農薬や肥料を使う方法
- 畑の土や野菜作りには、農薬は使わないけど、肥料は使う方法
- 畑の土や野菜作りにも農薬も肥料も使わない方法
また、肥料にも化学肥料や有機肥料があることがわかりました。

また、野菜の作り方において肥料の配合割合が違っていたり、
農薬も濃度に気をつけなければいけないことも知りました。
これを一つ一つ覚えることはできず、また、頭が煮詰まっていきました。
ただ土の中の虫を殺すのは、
自然の生態系を崩すことになりそうなので、それはやらないことにしました。
殺虫剤は虫が死ぬくらい、人間の体にも有害だ、と私は考えたからです。
ですので、よくある肥料を使った上記2の一般的な方法で試すことにしました。

反面、知りたがり屋試したがり屋の私は、
どうせやるなら、色々作ってみたい!という欲もありました。
一つの作物でも色々な特徴があって、やることが違います。
このようなことを考えて、本当に農家さんは凄いなあと思います。

何もわからなかった私は、初めにNHKの「野菜の時間」を視聴した
とりあえず、まずは一般的な方法を試してみました。
NHKの教育テレビにある「野菜の時間」毎週日曜日午前8:00~8:30を視聴しました。

まずやったことは下記のとうりです。
- その畝で作る野菜を決める。
- その畝の土の酸性度を測る。
- その野菜に適した土の酸度にするために、酸性が強ければ苦土石灰を撒く。
- 必要であれば黒マルチをはる。
※黒マルチは土の乾燥を防ぎ、冬場地面の温度が冷えないようにするために使います。
※苦土石灰は土が酸性に傾いている時にすきこむと、アルカリ性に傾かせる働きがあります。
以下が土の酸性度を測る器械です。
ですが、結果私は途中から自然農に近い栽培方法で試そう、と考えるようになりましたので、
途中からは使わなくなりました。
一番初めに作ったのは、玉ねぎとニンニクの種を買って植えました。
↓黒マルチをはり、穴が開いているところに、
玉ねぎやにんにくの種を埋め込んでいるところです。
(写真をあまり撮っていなかったので、少なくて申し訳ありません。)

また、指定された時期に玉ねぎ・にんにく用の肥料を撒きました。
なかなか野菜それぞれの肥料の配合を考えるのは大変なので、○○用の肥料を買って使いました。
収穫時期が近くなる6月頃、玉ねぎやにんにくの葉にアブラムシが沢山ついてしまいました。
それでも形が悪かったり、あまり大きくならないものもありましたが、収穫はできました。

他の畝にも色々な野菜を植えてみました。
2020年の秋に植えた野菜は以下のとうりです。
- サラダゴボウ
- 玉ねぎ
- ニンニク
- ジャガイモ
- 大根
- 春菊
- 人参
- 青梗菜
- ニラ

- セロリ
- 白菜
- パセリ
- イタリアンパセリ
- ルッコラ
- スナップエンドウ
- イチゴ
- ラディッシュ

この中で失敗してほとんど収穫すらできなかったものは、
大根、春菊、青梗菜、白菜でした。
虫に食われたり、土の力や肥料がが足りないのか、とても育ちが悪かったです。
本には大根は無肥料で育つはずなのに、育たないのは土の力が足りないそうです。
「大根が育たない畑は、畑とはいわない」、とも書かれていました。

他は、量は少なかったけど収穫できました。
中でも、イタリアンパセリとルッコラとスナップエンドウは、
畝一杯に栄えて、沢山収穫できました。

隣の外国人の旦那さんの畑と、わが家の畑が違うところ
野菜の種を撒いたり、苗を植えたりしたら、当然水を上げなくてはなりません。
秋といえども、晴れが続き空気が乾燥してしまいます。
だから毎日、じょうろで水をあげていました。
ですが、隣の外国人の旦那さんの畑は、まめに水をあげている様子をあまり見かけません。
何が違うか比べてみると、
隣の外国人の旦那さんの畑は、畑の片隅に沢山のワラや枯れ草が積んでありました。
そして野菜の苗の周りに、沢山の枯れ草を敷き詰めていました。
これで土の乾燥を防いでいることが、後からわかりました。

一方私の畑と言えば、もともと生えていた芝生も全部取ってしまい、捨ててしまいました。
つまり土が丸裸になっているのです。
ですので隣の外国人の旦那様との畑と比べると、
私の畑は、とても乾燥しやすい畑であることがわかりました。

後から色々本で調べていくと、雑草はわきに置いて枯らしていき、それを苗の周りに敷き詰めると、
乾燥を防ぎ、土の力を高めることがわかりました。
つまり雑草は、土や野菜のための資源となる大事なものなのです。
隣の外国人の旦那さんの話を聞くと、遠い祖国で実家は農家をやっていたとのこと。
どうりで、とても畑や野菜作りになれた様子でした。
野菜作りに挑戦したことで、様々なやり方があるということと、
雑草は畑や野菜にとって、大事な資源になるという事がわかりました。

今日の私の日常
いよいよこの記事で、私が宣言した毎日1記事公開の最後の記事となります。
10月1日から31日まで、毎日記事を1記事公開するという事は、私にとって非常にきついことでした。
宣言したからには、やり遂げなければならない、とわき目も振らず、
ただそれだけで記事を書いてきました。

もう二度と、このようなことはやらないと思います。
心の余裕を保つために、いかに無駄な時間を過ごさないかを考えてきました。
やはり心の余裕、時間の余裕は大切だと思いました。
私が2020年6月から初めての記事を書いて、もう2年も過ぎてしまいました。
実はこの記事で、98記事目となります。
きりよく100記事まで達成したいので、近いうちに後2記事を書いて、ゆっくりしたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
