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「無職でお金がないのは強い、という現実」

2023年6月24日

A、という青年は無職となり、和解金の返済が滞りました。

また私たちの他にも借金を取り立てられ、税金も滞納している状態です。

この記事ではこのような状態が最強であるという事と、その後の私たちがどうしたのかを綴ります。

前記事からの続きで「私の長男を襲った金銭詐取事件➉」となります。

A、という青年の実母が、付添人のおばさんにその後の面倒を依頼した

女性

前記事でも書きましたが、

A、という青年の返済が滞ったことで、A、という青年の生い立ちや現状がわかってきました。

それはA、という青年の付き添いであったおばさんが、弁護士事務所で話してくれたからです。

後から聞いた話なのですが、

長男が作成した訴状を、簡易裁判所がA、という青年の家に送った時、

A、という青年は「こんなことは覚えていない。」と言ったそうです。

実母が問い詰めても「知らん。」の一点張りだったそうです。

薄笑い

実母はこのようなことは、初めてだったので、

付添人であるおばさん(A、という青年の実父の妹)を呼び出しました。

そして話し合いの結果、裁判所には出頭しないとやばい、という結論になったそうです。

ですが、実母は自分の子であるA、という青年の付き添いを、そのおばさんに頼んだという事です。

「私には何のことか、さっぱりわからない。だからあんた、この件お願いね。」と。。

それから裁判所に出頭してからは、

なぜが付添人のおばさん(A、という青年の実父の妹)が、A、という青年の面倒を見るようになったという事でした。

無職・金なし状態は、お金を回収する側よりも強いという現実

男の影

私と長男と付添人のおばさんで、弁護士さんの所へ行った時、

A、という青年の現状がわかってきました。

私はどちらかというと、A、という青年の不幸な生い立ちに、心が奪われました。

長男は当然、自分のお金が返ってこないので、何とか回収できる方法を考えていました。

A、という青年が返済できないのなら、親が責任をとって返済してほしい、とも思っていたようです。

A、という青年の付添人のおばさんは、少しでも回収できるように一緒に考えてくれ、

A、という青年の家の色々な事情を教えてくれました。

それを聞いた弁護士さんは、言いました

弁護士
弁護士

やはり、A、という青年はお金を持っていないようですね。

きっと預金すらもないでしょう。

しかも会社をクビになって、無職となったら、ますます取り立てにくくなりますね

無職となれば、給料口座の差し押さえもできません。

また、税金の滞納があるという事ですね。

このような場合、個人が貸したお金の返済よりも、税金を優先して回収するという法律があります。

よって、今回のAの現状は、ますます和解金の回収が困難になってきているとも言えます。

長男は、

長男
長男

でも、普通自分の子がこのようなことをおこしたら、親が責任をとって代わりに返済する、

という事はできないのでしょうか?

自分としては、Aが無理なら、Aの親から返済してほしいです。

すると弁護士さんは、

弁護士
弁護士

法律的には、Aはもう成人しているので、親に返済を求めることはできません。

ただしその親が、自分の子がやったことに関して責任を取りたいと思っているのなら、

親が自主的に返済するケースもあります。

一か八か、親に話をして、一筆書かせる方法もあります。

ただし、親が返済に納得しなければ、サインもしないだろうし返済もしないでしょう。

そしてA、という青年の付添人のおばさんは言いました。

A、という青年の付添人のおばさん
A、という青年の付添人のおばさん

実は、Aを実母の家に戻すとき、私からもその話はしました。

「とにかくこの和解金は絶対に払わないといけないものだから、

絶対に給料日になったらまず先に振り込んでね。」と言いました。

私から見たら、Aもその実母も信用ならなかったので、

実母とそのパートナーにも、必ず返済すると一筆書いてとお願いしたんですよ。

ですが、実母もそのパートナーも

「俺達にはAのしたことは関係ない、だから責任は持てないし一筆なんて書かない」

という事でした。

多分Aの実母の家自体も、経済的な余裕はないはずです。

しかも今年の春、Aの妹も新しく高校に進学しますから。。。

長男はまた落ち込んでしまいました。

そして弁護士さんが言いました。

弁護士さん
弁護士さん

今できることと言えば、やはり諦めないで、督促し続けることです。

電話はもちろん、やはり自宅に押し掛けるのが効果的です。

こちらはあきらめていない、という事を見せることが重要です。

このようなことを聞いて私は、

本当に無職でお金がないのは、何も取ることができないので最強なんだ!」と思いました。

悪く言えば、逃げ続けて返済から逃れる人もいるでしょう。

もう私の気持ちとしては、これからまた取り立てをしても返ってこない可能性が高いので、

督促することなどに、無駄なエネルギーを使いたくないと思いました。

ですが長男の問題なので、長男が思うようにすればいいと思っています。

憂鬱な女性

私ならこの時点で諦めるでしょう

もう半分は返ってきているので良しとしよう、と。

また返してくれるかもわからないのに、電話をかけて嫌な気持ちになる。

時間と労力を使って、Aという青年の家に押しかけても会えない。

(しかも、わが家からAの家までは遠いです。)

こんなことが目に見えているのに、限られた時間や労力を使うのは嫌だなあと思っています。

まさに八方塞がりの状態

スマホ

長男はショックを受けながらも、頑張って督促をしようとしていました。

しかし、やはり、A、という青年の使っていたスマホは解約されてしまいました

電話も使えず、LINEもブロックされている状態です。

無職になったので、会社を訪ねることもできません。

更に就職されてしまうと、どこに勤めているかもわからなくなります。

手がかりは、お金が無いから実母の家で生活をするしかない、という事だけです。

汚いドア

あとはA、という青年の家を訪問するしかありません

でも長い時間かかけてA、という青年の家に行っても、会える可能性は低いでしょう。

だからなかなか、行くことができずどんどん時間たち、半年が過ぎてしまいました。

ですのでまだ、長男はこのことを引きずっています。

私だったら、忘れて他の事をするでしょう。

長男は、このことが解決しないと、新しいことにもチャレンジができないと思っているようです。

とても、もったいないなあと思います。

そのような中でも、また変化が起こりつつありました。

方向性

その変化を綴っていきたいと思っていましたが、

いつかどこかで当事者がこのブログを見て、作戦がばれたら不成功になる可能性があるので、

今回の記事でいったん打ち切りとします。

つまり、「私の長男を襲った金銭詐取事件」①~➉で打ち切りとします。

作戦が成功したら、事後報告として、いつか記事に書きたいと思います。

今日の私の日常

ここ最近、この事件で新たな変化があったので、おとといA、という青年の家に行きました。

会えずじまいで、その後のことを夜遅くまで話していました。

対話

今まで、自分の決めたルーティーンで心地よく過ごしていたのに、

動かなければいけないことになり、私の生活リズムが崩れてしまいました

私は夜も一切出歩かないのに、夜に出かけることになり、

距離も遠いので、帰ってくるのにも時間がかかりました。

家に帰ったら、その一行と今後のことを夜遅くまで話し合いをしました。

ご飯を食べる時間に食べられず、お風呂に入る時間に入られず、眠る時間に眠られない。。。

これは私にとって多大なストレスです。

私の大事な時間が減っていく。。。と思ってしまいました。

心と体が乱れてしまいました。

今は自分の心と体を整えるのに精一杯です。

このような性分なので、

例えばOL時代の夜の大勢の飲み会などは、苦痛の何物でもありません。

祈り

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。