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結納目前で会社を辞めた私、22歳

2023年1月24日

S君の同棲の申し出を断った私は、S君が大学を卒業するまで待ちました。

S君が卒業したら、結納して結婚することが私の目標でもありました。

ただその日まで、その日があるからこそ、仕事も頑張れたのです。

花嫁修業として、料理教室に通い始める。

私には関係ないことですが、

私が就職した所は、やはり若い男女の恋愛のきっかけの場でもありました。

その頃は女性はほとんど未婚だったので、

結婚するので辞めます、というパターンが当たり前でした。

私と同時期に入社した人たちも、結婚適齢期でした。

職場

私の周りでも、様々な恋愛模様が繰り広げられました。

仲良くしてもらった同じ学校の先輩もそうでした。

そしてお互い近々結婚するから、花嫁修業に料理教室に行こう

という事になりました。

私は甘やかされて育ったため、積極的に料理を家でやっていたわけではありません。

年に数回ぐらいでしょうか。

でもS君との結婚という目標があったので、楽しく料理を学ぶことができました。

まだまだ経験不足で、学ぶことは沢山ありましたが、

料理がこんなものだと少しでもわかったので良かったと思います。

料理は家族を守る、自分を守る大事なスキル。

今まで生きてきたからこそ言えますが、料理はとても大事なスキルだと思います。

なぜなら、食べることは人が生きる上で欠かせない、ことだからです。

実際結婚すると、毎日休みなく365日食事を作る仕事はついてきます

改めて思うと凄いことですね。

その時は何も考えていませんでしたが、

食事作りはお金はもらえないけれど、家族を守る重要な任務だと思います。

料理

今は男性も料理をやろうという人も多くて、とてもいいことだと思います。

料理ができれば、自分の体を守ることができます。

男女料理ができれば、どちらかがダメな時カバーできます。

結婚していなくても、料理は自分の体を守るスキルになると思います。

就職して、お盆休みになったら結納しようという約束。

私は、S君の就職したらすぐに同棲しようという申し出を断わりました。

S君に、「私も私の親もきちんとした結婚までの手順を踏んでほしい、と思っている。」

と伝えました。

そしたら、「就職した後のお盆の休暇にそちらに返ってくるから結納しよう」

とS君はいいました。

S君の就職先は、大学生活を送るところよりも、更に私の家から遠くなりました。

また、とりあえずは会社の寮で生活することにしたようでした。

これを母親に報告したら、

もうあっという間に22歳になったんだね。いよいよあなたも嫁ぐんだ。。。。

としみじみと言われました。

「一生懸命育てた娘が、こんな年になって、とうとう手離す時がくるんだ。。。」

と感無量な様子でした。

婚約指輪

結納が目前になったので、さっさと退職届を提出した。

嫌な仕事を、私は何とか頑張ってきました。

親からは「最低2年は勤めなさい。

S君からは、「僕が就職するまで仕事頑張って。」と言われていたからです。

ですがついに、S君は就職が決まり大学を卒業することになりました。

私は逃げるように会社に退職届を出しました。(笑)

「結婚の予定があるので、辞めます。」と。

本当に毎日毎日、気力で通勤していたようなものです。

ミスをし、怒られ怒鳴られるのを耐え忍びながら、通勤していました。

こんな仕事ができない自分、きっとみんなからも嫌われているに違いない。

やっとやめる理由ができた!

やっとこの職場仕事から解放される!

と思いました。

一番大嫌いな上司に呼び出される。

ですが、この退職届を出した直後に、

私は一番大嫌いな上司に呼び出されたのです。

なぜ大嫌いな上司か?

それは私をみんなのいる前で、罵倒したからです。

ミスをする自分は悪いのですが、みんなのいる前で、この上司は私を罵倒しました。

こんなに罵倒されたのは、この職場で女性では私だけでした。

指さし批判

私の惨めで怖くて悲しくてとても恥ずかしい思いが全身を包みました。

何かの拍子に涙と感情が溢れだすのを、必死にこらえてその場を耐えました。

だから今でもその光景を忘れることはできません

こんなこと恥ずかしくて親にも言えませんでした。その時の心の傷でもあります。

そして、私を呼び出した上司はこういいました。

「結婚で辞めるんだね。ふーん。」

「ちゃんと結納はすんでいるのか?」

「いえ、まだです。今年の夏に予定しています。」と私は言いました。

こういうの、ちゃんと結納を済ませないとだめだ。口約束なんて信用ならんからな。

と上司は私に言い放ちました。

ですが、私はもう、やめるので、痛くも痒くもありませんでした

退職できたことで、全身の力が抜け、爽快感を味わったぐらいです。

ちなみにこの大嫌いな上司は、既婚者にも関わらず、

職場の二番目のお局様と不倫をして結婚したようです。

銀行員なのに凄いなあと思います。私には関係ないですが。(笑)

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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